85年、あの頃君は若かった

85年・・、そうオジさんが受験真っ只中の頃だ。そんな中、勉強そっちのけで「ベストヒットUSA」や湯川れい子の「全米TOP40」を毎週欠かさず見たり聞いたりしていたものだ・・。



久々にツタヤでエクソシストを借りたが、今のDVDはディレクターズ・カット編とかいって、監督のW.フリードキン氏が本編を見ながら解説をしている副音声版が収録されていた。

後半のクライマックスの悪霊払いのシーンでも、「えー、このシーンはですね・・」などど頑なに淡々と解説しているのは結構笑えるが、シーンごとに含まれる暗示や伏線なども事細かに話してくれるので、何回も見ているにもかかわらず、目からウロコ的な感じで楽しめる。
同監督の作品は、フレンチ・コネクション(71年)、エクソシスト(73年)の2作が際立って著名だが、それ以降の評価はあまり芳しくない。

これはワン・チャンの2枚目のアルバムであると同時に、フリードキン監督の同名の映画(邦題:L.A.大捜査線/狼たちの街)のサントラでもある。

アルバムのライナーには、監督からワン・チャンに対する感謝と賞賛のメッセージがある。
どうも前作「航跡」の事も絶賛してるし、監督が彼らにサントラ製作を依頼したような感じに読めるんだが、どうなんでしょ?

それはともかく、ワン・チャン。この2作目ははっきり言って実に良い。
これが当時まだ2作目の新人バンドの作品か?脂が乗り切っている。しかも映画音楽という限られた枠の中で。
全8曲中の半分はインストものだが、これらの曲にも彼らのもつポテンシャルの高さが感じられる。中ヒットしたデビュー作「航跡」と大ヒットの「モザイク」の間に挟まれてどうも見過ごされがちだが、これが一番クールでカッコいいと思えるのは僕だけだろうか?

同名のシングルもいいんだが、何せ地味だった。
まあ、映画自体も刑事ものとは言え、ビバリーヒルズ・コップやマイアミ・バイスのような派手さはなかったしね。
首を長くしてTOP40入りを待ち望んでいたが、坂井隆夫氏の「今週の圏外、41位・・」のアナウンスがむなしく続くのみだった。
無念・・、みたいな。
(85年 Geffen 41位)

To Live & Die In L.A.: Original Motion Picture Soundtrack To Live & Die In L.A.: Original Motion Picture Soundtrack
Wang Chung (1996/03/19)
Geffen

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